戦争で生き残った人には使命やエネルギーに溢れる人がたくさんいるなという感想。他人への感謝を忘れてはいけないということは知識として誰でも知ってはいるが、それが持続的な行動に現れるかと言ったら難しい。自分の生は他人あってのものだということが実感として沁み渡っていないとできない。戦争で完膚なきまで叩きのめされたこと、それも本土にいる一般市民までもが攻撃を受け死線をくぐり抜けるはめになったこと、それが不幸のもたらした花として終戦後に開いたと考えると納得できる。
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- 感想投稿日 : 2021年12月4日
- 読了日 : 2021年12月4日
- 本棚登録日 : 2021年12月4日
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