「歴史の終わり」の後で (単行本)

制作 : マチルデ・ファスティング 
  • 中央公論新社 (2022年5月23日発売)
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感想 : 14
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フランシス・フクヤマさんの「歴史の終わり」も含めて読んだことないのだが、ノルウェー人の著者が「オーウェルの「1984年」のディストピアは現実になるのか」などの各種テーマについて、対話形式でまとめているので、興味深く読む事ができた。
結びの方で、ウクライナが、権威主義の拡大との戦いにおける最も重要な前線国であるとして、「希望ののろし」と記載されており、歴史的にも大きな意味をもつ動きが、現在進行系で推移していることを実感した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月27日
読了日 : 2022年11月27日
本棚登録日 : 2022年11月27日

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