私たちは「いのちの大切さ」を教えることなど、できるのだろうか・・・そもそも私たちは、本当に「いのち」が大切だと思っているのだろうか・・・
この問いかけにはドキッとした。
まさにその通りだ。
村井さんは「大人にできるのは『いのちの大切さを教える』ことではなく、こどもたちが『死』から隔離されている現状を解除することではないのか」と言っている。
自分自身の答えは、これから見つけていきたい。
この本には「いのち」をキーワードとして3人の著者のそれぞれの話が書かれている。特に村井さんの話には思いがけず金森学級が登場して驚いた。読んでいくうちに、「この人の本は読まねば!」と感じさせる人物である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
☆教育関係☆
- 感想投稿日 : 2006年4月27日
- 読了日 : 2006年4月27日
- 本棚登録日 : 2006年4月27日
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