想いー三茶の焼肉、世界をめざす

著者 :
  • アメーバブックス (2006年2月25日発売)
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感想 : 19
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大卒で飲食に関わっている人がこの時代に読んでいたら、牛角に転職したいと思うかも。店長やっている人は、今読んでもきっとよいモチベーションになると思います。

牛角にはそれほど感動した記憶ないし、西山さんのことも知らなかったのですが、あるきっかけでこの本を読みました。

ひとことでいうと飲食業ではよくいるオラオラ系の社長。
そして熱い。
ただし、著書にも書かれているように飲食でも“パッション”だけではビジネスは継続していけない。“サイエンス”、マネジメントが必要だと説いていることに共感。仮説、検証、改善。

また、従業員からのフィードバックをもとにした社内組織風土診断調査で「ワンマン社長」のレッテルを貼られ、それを素直に受け止めて努力したという。口で言うほど簡単ではありません。本当に尊敬します。

共感できるは部分は多々あったのですが、結局、買収したam/pmや成城石井の業績不振などで(事実は分からないが)西山氏はレックスHDから退いている。ネットで調べるとそのころのドタバタが描かれており、この本に書かれていることもやはり説得力が薄れてしまう。

どんなストーリーがあろうとも、ビジネスは、やっぱり“結果”、resultsが大事です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2013年6月15日
読了日 : 2013年6月21日
本棚登録日 : 2013年6月15日

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