主演のレイン・ウィルソンはトランスフォーマーにも出ていたらしいが記憶にない。長身だけど腹は出てるしおよそ女と縁のなさそうなフランクがなぜリヴ・タイラー演じるサラと結婚できたのか引っ掛かりながら物語は進む。フランクはいかにもワルなケヴィン・ベーコン演じるジョック(変な名前だ)にサラを奪われ失意の日々。ある日天啓を受けコスプレヒーローになり悪を成敗する。キックアスのような設定かと思いきや暴力がどこまでも生々しい。エレン・ペイジ演じるリビーが可愛いやら可笑しいやらで楽しませてくれる。とはいえブラックコメディのような雰囲気なので、ドカーンと笑わせてくれるシーンは少ない。フランクがジョックを追い詰めるシーンは「処刑人」のようで良かった。面白くないかと言われればそんなことはないのだが、感情をどこに置けばいいのかわからない映画ではあった。
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- 感想投稿日 : 2012年8月28日
- 読了日 : 2012年8月28日
- 本棚登録日 : 2012年8月28日
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