発売当初は感情的にならず聴くことができなかった永遠の未完の作品。
もしも志村氏が亡くならなかったら、詩もアレンジも歌も更に完成度が高く凝ったものになっていただろう。悔しく思う点が多々ある。
たくさんのifをあげればキリがない。
けれどどうしようもできない現実の前に、そのときできることをやった結果、このアルバムは完成した。
それはフジファブリックを終わらせず、前に進めるために必要な過程だったといえる。
フジファブリックはいまも体勢を変え、活動を続けている。バンドの一生のなかにはこんなこともある、それでもバンドは続くことができるのだと証明するための一枚にもなっただろう。
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- 感想投稿日 : 2015年8月1日
- 読了日 : 2015年8月1日
- 本棚登録日 : 2015年8月1日
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