一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている

著者 :
  • かんき出版 (2017年5月17日発売)
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感想 : 4
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仮に、日常の生活や仕事など、普段私達が向き合っている現実を野球の打席だとする。
自己啓発本を読むということは著者の何年もかけて磨いた考え方や経験を聞けるわけであるから、練習用のピッチャーにボールを投げてもらいながら自分がバッティング練習をしているようなものである。自己啓発本を読む目的は読者が知らなかった知識や考え方を知ることで普段向き合っている現実への取り組みに何かしらのプラスをもたらすことのように私は考えている。
先ほど、野球の例えに戻るなら、練習用ピッチャーに変化球や際どい球を投げてもらうことで自分のストライクゾーンを再度認識したり、過去経験したことのない変化球を打てるようになったり、今まで打てなかった球が打てるようになればいい。そんな世界で、この本はど真ん中に100キロほどのストレートをずっと投げ続けてくる一冊。

【ザッと内容】
タイトルの通り、人との出会いをどう作るか、どう最大化し、継続的にしていくかについて書かれている。
本書の最後に人生を豊かにする縁作り10ヶ条の記載があるのだが、ここだけ読めば内容の98%は網羅できている。

【こんな人にオススメ】
・新入社員
・これからビジネスを始める方

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月27日
読了日 : 2017年6月27日
本棚登録日 : 2017年6月27日

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