この本は「看板建築」についての本の決定版だろう。10軒の看板建築の現役店舗の店主に詳しい建物・商いの歴史をインタビューしているのが嬉しい。建物がまだ生きているんだという実感を感じさせてくれるのだ。話も興味深いし、内部の写真もいい。しかも、看板建築のパーツなどについての詳しい説明もある。10軒以外の看板建築の写真も豊富だ。ただ、既に解体されてしまっているものが多い。残していくのは大変だろう。
フルーツパーラー、ボタン店、物産店、食器店、歯科医院、銭湯、写真館、刷毛ブラシ店、理容、食堂。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
写真集
- 感想投稿日 : 2021年7月13日
- 読了日 : 2021年7月13日
- 本棚登録日 : 2021年7月13日
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