[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 技術評論社 (2010年7月7日発売)
実務的なコードとかは書かれていない。大規模なサービスを構築するときのノウハウについて書かれている。
実践に移すことはないが興味があったので。
1回 大規模Webサービスの開発オリエンテーション
どの程度が大規模Webサービスなのか、あと概要。
2回 大規模データ処理入門
はてなブックマークを例にしたデータ処理の入門
データをメモリに載せることができないので遅くなる。計測してボトムネックになっているところを探して対策する。
3回 OSのキャッシュと分散
OSのキャッシュ機構をつかう。サーバーを複数持って分散させる。
4回 DBのスケールアウト戦略
MySQLの分散ノウハウ
5回 大規模データ処理[実践]入門
省略
6回 [課題]圧縮プログラミング
省略
7回 アルゴリズムの実用化
アルゴリズムの選択は大事。例Suffyx Array(接尾辞書配列)Trie(トライ木)
8回 [課題]はてなキーワードリンクの実装
省略
9回 全文検索技術に挑戦
grep型、Suffix型、転置インデックス法
10回 [課題]全文検索エンジンの作成
省略
11回 大規模データ処理を支えるサーバ/インフラ入門
クラウド、自前どっち?
12回 スケーラビリティの確保に必要な考え方
まずは負荷を計測すること
13回 冗長性の確保、システムの安定性
基本サーバー台数を増やす。CPUの稼働率に余裕を持たせる。
14回 効率向上作戦
冗長性を高めると稼働率が落ちる。そこで仮想化技術を使う(VMware,Virtual PC,Parallels,Xen)
15回 Webサービスとネットワーク
ネットワークに階層構造を持たせる
特別編 今どきのWebサービス構築に求められる実践技術
省略
2010年ごろの本ですでにこれだけの対策が必要なんですね。今頃はどうやっているのでしょう?
- 感想投稿日 : 2021年5月30日
- 読了日 : 2021年5月30日
- 本棚登録日 : 2021年5月30日
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