反省させると犯罪者になります (新潮新書 520)

著者 :
  • 新潮社 (2013年5月17日発売)
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本棚登録 : 1982
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子育てする中で何かヒントになることはないかなと思い読んでみた本。

我が家はまず子どもを受容することを第一に育ててはいるものの悪いことをした時についつい形式的なごめんなさいを言わせがちだなと気づいた。

何か問題行動を起こした時に、まず反省させるのではなくなぜその行動を起こすことになったのかその心の中を把握してもらうことが本来大事であり、その原因が自分たち親にないか私たちは自省しながら育てていかなければならない。

しつけと称して我慢することを美徳とする価値観を植え付けがちだけど、それは我慢することで発散できる術をなくしいつか大きな爆発に繋がる。

子どもは子どもらしく発散できる時間を与えながら、家族の中では本当の自分が見せられる安心する空間と関係性を作っていきたいなぁと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2020年9月29日
読了日 : 2020年9月29日
本棚登録日 : 2020年9月29日

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