図解入門ビジネス 最新投資組合の基本と仕組みがよーくわかる本―金融商品取引法に完全対応! (How‐nual Business Guide Book)

  • 秀和システム (2007年12月27日発売)
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ファンドってのが何かはなんとなく理解しているつもりです。

でもその体系がイマイチ理解し切れていない。
所謂ヘッジファンドとか、投資顧問とか、ファンドマネージャーとか、なんだかパーツごとしか理解できてないんだな。

【そもそもファンドとは】
器。それは知ってる。

【ファンドの形態・種類】
知りたいのはこれ。ざっくりと。
・投資信託
公募が特徴。まあ言われてみれば確かに。 他のファンドと違うのは規制と保有者。 信託法?か何かに則る必要があります。 また、資産を保有するのは信託銀行(が信託勘定で、でいいんだよな)。
・投資事業組合
これが所謂ヘッジファンドだと。
・リート
投資信託の中に含まれるらしいが、資産保有者が「投資法人」だという点が大きく異なる。
その他商品ファンド・コンテンツファンド・ファンドオブファンド等

【ヘッジファンド】
僕が一番イライラしていた疑問。「ヘッジ」ファンドのくせにハイリスクハイリターンじゃねーかっ!って点。
確かに昔はごく一部の富裕層の私募で形成され、リスクヘッジを重視した運用が目的だったようだ。
ところが近年では、リスクヘッジしつつも絶対リターンを求めるようになった。というのも、空売り買いや各種デリバリを自由に駆使しやすい利点を活かし、かつ富裕層プラスその他機関投資家の要望もあり、そんでもってノウハウもありってなことで。

これが解決しただけで個人的には満足です。

内容的には値段のわりには平易すぎて、定価で買う必要はないと、個人的には思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エクイティ
感想投稿日 : 2012年7月16日
読了日 : 2008年5月1日
本棚登録日 : 2012年7月16日

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