部下はなぜ上司の言うことを聞かないのかー成果を最大化するアサーティブ育成術ー

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  • ビジネス社 (2009年4月10日発売)
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感想 : 3
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著者の大串亜由美氏は、日本HPで長らく人事をやった後、独立された方の様だ。

感想。スッと内容が入ってくる。

備忘録。
・部下育成のプロセスや経験は無駄になることが一つもありません。
・部下が、「提案がない、自分から動かない、自分で考えない」と思ったら、自分がその阻害要因になってないかを考える。
・自分が伝えたいことを、相手が受けとめやすい言葉で届ける。
・whatじゃなくてwhyで聞く。
・上手くいかないのはやり方を帰るチャンス。
・自分を超える部下を育てられなければ評価されない時代が来る。
・部下と信頼関係を築けていないのなら、自分が先に部下を100%信じること。
・「こういう部下に育って欲しい」という勝手な理想を押しつけない。部下の個性や強みを尊重する。金太郎飴の組織では弱い。
・部下と上司間の責任の所在を曖昧にしない。自分に非があれば謝り、部下に非があればそれを「しょうがない、誰にでもあるよ」とせず、しっかり成長の糧にしてもらう。例えば「何か打つ手はある?」
・ミスは事実ベースで叱る。アグレッシブに叱ると、部下は怒られない方法を考えるようになる。
・勝ち負けの意識を脱却する。部下に勝っても、なんにも得られない。
・「若い頃は苦労しろ」ではなく、「これができれば、次はこんな仕事もできるようになる」
・事実ベースで褒める。関心を持つ。
・部下の自発的な行動は、まずその意欲を褒める。
・ホウレンソウしやすい環境を整える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経営/マネジメント
感想投稿日 : 2016年11月4日
読了日 : 2016年10月31日
本棚登録日 : 2016年10月31日

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