面白かったけど、ものすごく読みづらい作品でもありました。
文章が独特な上に、事件が複数起こって、一つ一つの内容がややこしい。でも物語は面白くて萌えました。
大事な人を次々失って人に愛を告げることが怖くなった智重と<犬>として人の手で造られて愛されることを存在意義とする信乃。
愛をもらうことを諦めて、それでも頑張っている信乃が健気で愛おしかったです。
ラストで怒涛のように智重の過去が語られ、
惜しみなく愛が与えられ始めたので
良かったね・・・と微笑ましく読みました。
ただ、智重はいつ信乃をそんなに好きになってたのかな。
惚れられたら惚れちゃう人なんでしょうかね。
信乃は単純に刷り込みなんでしょうかね。
エロも結構ねちっこくて、しかも絶倫なんですね~。
受けが懇願しても許してくれないほどほぐしてくれるのはよかったな。
しかし、何でこんなに読みづらいのかなと考えながら読んでました。
読点の位置が独特な気がします。
やたらと読点が多いですよね。
あと、脇キャラ多くて説明があまりないのも辛い。
信乃だけは、どの夢にいても信乃で、
信乃だけはどこにいても信乃だ。
この文章などは、読点の位置を統一した方がリズムがいいのにな、と思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL小説
- 感想投稿日 : 2015年11月1日
- 読了日 : 2015年11月1日
- 本棚登録日 : 2015年11月1日
みんなの感想をみる