同じ世界観の短編3つで、最終的に3CPで6Pになります。
と言うと、とんでもないハードエロスみたいですが、
一つ一つのお話はわりと純愛です。
ラカン神国を武力で制圧するガイゼル帝国のお話です。
ラカンは東洋系のようで、その様子は戦争中の日本みたいで痛々しいです。
■神の人形
捕えられたラカン神兵・セツと
ガイゼル帝国親衛隊上級大将・ヨルク。
ラカンの呪術について調べるために
セツの身体を辱めるヨルク。
自ら尿道カテーテル入れたのは
仕事じゃなく絶対趣味だと思われるw
精神的に痛めつけられる展開が続きますが
ヨルクがわりとすぐにほだされていったのが意外。
最終的にはいいカップルになりました。
■神の愛人
今度はヨルクの部下の軍医・キールが
ラカンに捕らわれる話。
ただ捕まっているのではなくて、
自分の医療技術を売り込んで
ラカン内部から画策します。
敵国の人も全力で治療するのは
かっこよかったですね。
ラカンの中将・シン(童貞)に
色仕掛けもしていくのですが、
童貞の真っすぐさが眩しいです。
騙そうとしてたはずのキールもすっかり虜です。
ピンチにヨルク×セツが登場したのも楽しかった。
■神の囲い人
表題作。これが一番面白かった!!
ラカン神国がついに制圧されます。
ガイゼル王・アーシェイドはラカンの民の
心を折るために天子を辱めますが、
天子(ミコト)のピュアさには負けますね。
それまで謎の存在だった天子が
一気に好きになってしまいました。
諸悪の根源は祭司、という共通の敵を得て
敵対関係であった人々が協力して
全てが終息していくエンディングは
若干ご都合主義な気もしたけど、
ミコトに萌えたからokです。
■初夜~青年王妃~
描き下ろしの6Pです。
「青年王妃」という言葉に頭がねじれそうですが
ミコトがアーシェイドの后になる、その初夜。
男が后でいいの?という問題は
「俺はミコト以外とは性交しない」と王が言えばOKらしい。そうか…w
后になるには王に中出しされたところを
4人の証人に見届けてもらわなきゃいけないんだそうで…。
他の2CPも参加しての6Pに発展です。
(どう考えてもそのための設定ですよねww)
数珠つなぎにつながっていって、
6人で寝台をゆさゆさするシーンは
エロいとかを超越して「すごい」の一言。
すごい話だったけど、みんなパートナー一途で純愛だったのです…よ?
- 感想投稿日 : 2016年1月27日
- 読了日 : 2016年1月27日
- 本棚登録日 : 2016年1月27日
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