前作にて高校時代に共通の友人の口利きから始まった、根明リア充とサブカル坊主の青春異文化コミュニケーション。本作はその卒業後、およそ三年を経て動き出す二人の再会BL。
描き下ろしとマンガワンのおまけを追加した新装版(※ヒバナ版の三巻は電子のみ存在)は本作へ繋がるためBLレーベルから出ていますが、青春もの・ブロマンスとしてもかなりの良作のためそれだけでも読めます。
こちらの続編とあわせて読む場合は、各言動の理由や再会のきっかけも含まれるため前作を予め読んでおくのがオススメです。
奇妙な友人関係が長かったこともあり、再会後の真嶋の近さにも突っ込まず、距離を測りながらやんわり空気感で受け入れていく園木の可愛さが爆発している。これこれ、という思いとともに、お、奥ゆかし~(流石)
ゆっくりとしたペースでありつつ、衣擦れするみたいなひりひりした距離感がたまりません。
満を持してのベンチのシーンはにっこりしてしまいます。良き良き。
友人周りのお話も含めて、あれからとこれから、楽しみです。
協力店ペーパーは『再会後の真嶋』
アニメイト限定版は、表紙裏表紙/番外編4P/イラスト:カラー2P・モノ1P/ラフ&落書き3P。
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
シリーズ 漫画-BL
- 感想投稿日 : 2020年9月21日
- 本棚登録日 : 2020年9月21日
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