シーモアにて読了。
鬼に対する防衛本能(実兄曰く)で穂高に触れることに敏感になってしまい、ペースを落としてもらうために断食令を出した日和。思いのほか素直に聞き入れる穂高と次第に根比べにもつれ込む。
そんな中、滅多にツノを出さないと思われている日和は巨ツノグループの空木の従兄・薬師の悩みの相談アドバイザーに指名される。
前回までは鬼が人を求める衝動と『受けが攻めに自分を好きだと認めさせたい』話でしたが、今回は人の鬼に対する信用・信頼と防衛本能の比例反比例に『何やかんや我慢比べ』。
人であることを隠すために感情コントロールが鍛えられた分、日和は表面的に我慢強くクールに見られるようになってるんだろうけれど、思考が頑固ながら穂高に対して大分甘々デレなため度々、
え!! これで自分は好きとは認めていない!!!? (言わせたくせに)
となります。ここの事実の段差に躓いて混乱する……。
ストロー噛むのは欲求不満のしぐさだし、前作から より日和の一挙一動が可愛い。
日和は食うことにガツガツくる穂高を聞き分けのない子のように扱おうとするけど、いつもシメは穂高がお母さんなのも関係性が見えてFavoriteポイント。二人の根比べイチャラブでありつつ、友人たちとの交流・日常も蔑ろにされないので可愛く楽しく読めるシリーズです。
以下続刊。日和が自覚しそうなので次も楽しみです。
シーモア特典と電書特典は『穂高セキュリティ』で対になっています。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
シリーズ 漫画-BL
- 感想投稿日 : 2020年6月5日
- 読了日 : 2020年6月3日
- 本棚登録日 : 2020年6月5日
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