最初のハルさんの病気への知識不足からくる言動とだんだんと病気を知り意識も言動も変わっていく、でも完璧ではないところがリアルでよかった。
骨董品からふとツレやうつ病への認識が変わる流れは好き。
病院で会う人や会社の後輩、あんな存在がいたらほんの少しは救われるけれど本当に解決するわけではないリアルさについて考えたり。
重いテーマながらステンドグラスやきれいなタイルを並べたかのように淡々とでも大事なところはきちんと見せてくれて見やすかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年6月11日
- 読了日 : 2018年6月6日
- 本棚登録日 : 2018年6月6日
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