うん?うーん。
まずメインの配役があってません。京極堂のみそれらしい感じが出てるなってだけ。阿部さんはどうして榎木津をこう、渋いキャラにしてしまったのか。関口は何故、こんな図太そうな似合わない役者に変更されたのでしょう?宮迫については問題外です。
ストーリーのまとめ方もいまいち。変なところで笑えるシーンがありましたが、「京極」としては原作の雰囲気を破壊してしまっています。
なんでこんな雰囲気を壊すようなシーンやら(そもそも雰囲気が作れてない)、キャラの性格を変えるようなことをしたのか?
そこで私が見たあとにたどり着いた結論といえば
「まったく別のものとしてみる。そしたらまあまあ楽しめる」です。
監督はこの映画化から初めて原作を読んだとか。それじゃあこうなるのは目に見えてましたね。
そもそも映画化が無理だったんです。それをここまで(いろんな変更があっても)マシな作品にできたんだからいい方じゃないですか。よって星3つ!
と、姑獲鳥の夏を思えば、こっちの方が断然マシと思えるから恐ろしいです。
もしあの分厚い原作を読みたくないけど、内容は知りたいという方がいたら、この映画より漫画の方をお勧めします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年1月23日
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