秘密保護法、安保法制、平和憲法改正… 繰り返す歴史の中でまた道を誤りかけているこの時代だからこそ金子翁の生き方が云々かんぬんと言う企画もの。
だがなちょっと待て、そうやって型にはめ込んで商業ベースに乗せてしまうことこそその趣旨に反してはいないか?
そうこの人の狂骨の詩人たる魅力はナショナリズムやダダイズムをはじめとするあらゆるイズムを鼻で笑って一蹴してしまう自由奔放さにあるのだから。
理屈じゃなく去年の流行り歌のようにありのままに感じれば良い、それが翁への礼儀だ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月22日
- 読了日 : 2015年7月22日
- 本棚登録日 : 2015年7月22日
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