ネコババのいる町で (文春文庫 た 32-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1993年3月10日発売)
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感想 : 10
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ネコは時間に影響されず、手前勝手に奔放なまま生きている。
それを人間は軽蔑するのだけれど、実は人間自身、嘲笑を受ける手前勝手な生き物なのだ。
ネコは人間たちのさもおかしい心情の変化や態度を、いつも静かな眼で見ている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 1990年代の文芸小説
感想投稿日 : 2011年5月7日
読了日 : 2011年5月7日
本棚登録日 : 2011年5月7日

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