ネコは時間に影響されず、手前勝手に奔放なまま生きている。
それを人間は軽蔑するのだけれど、実は人間自身、嘲笑を受ける手前勝手な生き物なのだ。
ネコは人間たちのさもおかしい心情の変化や態度を、いつも静かな眼で見ている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
1990年代の文芸小説
- 感想投稿日 : 2011年5月7日
- 読了日 : 2011年5月7日
- 本棚登録日 : 2011年5月7日
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