"弁護士が読み上げた父の遺言に、ケイトは耳を疑った。
代々受け継がれてきた父の地所は、
ケイトとライノ・ファン・デル・ベルの結婚を条件として
二人の共同所有となるというのだ。
しかも、1年以内に離婚すれば土地は売却され、寄付されてしまう。
父の土地を管理していた冷徹なビジネスマンのライノは
あくまで“契約”として、期限付きの結婚をケイトに迫った。
傲慢な態度に反感を覚えつつも、ケイトは応じざるを得なかった。
大切な実家を守りたいという強い思いと、
初めて彼に会ったときから感じている、奇妙な胸の震えのせいで。"
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カテゴリ:
ハーレクイン・イマージュ
- 感想投稿日 : 2014年10月9日
- 本棚登録日 : 2014年10月9日
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