ろう文化と聴者の文化が交わる場所に身を置く著者が
日常生活で気づいたことをつづったエッセイ。
知識として、日本手話は一つの自然言語である、ろう文化は一つの文化であるという発想を理解したつもりでも、それが実際には、どういう摩擦や驚きにつながるのかは想像がつきにくいだろう。
それが、この本の一つ一つのエピソードで具現化され、
目からうろこの体験ができる。
言語学、言語習得、異文化理解に興味を持つ人にとっても
おもしろい一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月26日
- 読了日 : 2012年4月26日
- 本棚登録日 : 2012年4月26日
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