どんなに弱くても人は自由に働ける (朝日文庫)

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  • 朝日新聞出版 (2019年2月7日発売)
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『どんなに弱くても人は自由に働ける』(著:阪口ユウキ)

付箋部分を抜粋します


・立ち直らないまま、その悲しみを抱えたまま、しかし生きることを選んだのだ(p59)

・どんなことでもいいから社会と繋がっておくことが大事なんさ。繋がりがなくなったら、本当に何も考えられなくなる(p67)

・社会で働いているときは「自由になりたい」と散々思っていたはずなのに、いざ自由な時間に放り出されると
 どう生活を組み立てればいいのかわからなくなってしまう(p105)

・本当につらい生活というのは、自分の方向性が見えず、人生を諦め、ただ無意味にベッドの上に横たわって天井を
 眺めることしかできなかったあの時間のことだ(p115)

・自由に生きるためには、どうやっても自分でお金を生み出す力をつける必要があるのだ(p126)

・その何か一つでも一円に結びつく、実益に結びつくような活動があったのか(p163)

・雇われて働いているときは、お金は毎月「もらう」ものだった。
 しかし今は、ハッキリ「稼いでいる」という実感がある(p204)

・仕事は金やない。仕事は充実感を感じるかどうかや(p216)

・自分にとっての「成功の条件」とは何だろう、ということだった(p219)

・自分の中になにもなくても、人よりも優れた特別な技術を持っていなくても、目に見える数字として成果を上げていなくても
 誰かに与えられるものはあるのだと思う。
 それは、苦しみながらも頑張っている自分の姿を、曝け出すことだ(p226)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年5月3日
読了日 : 2019年5月3日
本棚登録日 : 2019年5月3日

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