オトメの和歌

著者 :
  • 明治書院 (2012年8月1日発売)
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本棚登録 : 37
感想 : 11

源氏物語の与謝野晶子現代語訳を読んでいるのですが、和歌の解釈に全然ついていけないので、勉強のために読んでみた。期待通りの本でした。これで、もっと楽しめるようになるかも。和歌は声に出して読むとより意味がわかる。
特にいいなって思ったのを3つ。今も昔も変わらない日本の自然の歌が素敵。
1:勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問わば いかが答えむ
2:昔より いく情をか うつしみる いつもの空に いつも澄む月
3:咲けば散る 咲かねば恋し 山桜 思ひ絶えせぬ 花のうへかな

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2014年1月25日
読了日 : 2014年1月25日
本棚登録日 : 2014年1月14日

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