文句なし、最高に面白かった。SBRではアメリカ大陸だった舞台が今度は一転して日本のとある町「杜王町」へと移る。
定助が東方家に引き取られるまでがプロローグだとするなら物語のヒキは超一級
まず1巻でいくつかの謎を残していた吉良吉影。上の階の男の回想からなんとも異常で得体の知れない印象をうけ、一体どんな人物なのだろうと想像を巡らせてた。しかし!!なんとその数ページ後ではその男が死んでしまっていたのだ。しかもその男には精巣がスッパリなくなっていて、定助には精巣が4つ。これが一体何を示しているんだろう……全く見当もつかない。
そして閉鎖された東方家。次々と記憶を奪われていくとはなんともえげつない。第4部でもヘブンズドアによって康一君が記憶を奪われていたけど、こちらは徐々に徐々に大切な記憶を奪われていく。ヘブンズドアとはまた違った怖さがある。康穂の記憶が奪われてしまったときはまさにゾクッときた。それにしても東方家はスタンド能力者の一家なのだろうか。
そして東方家にあるあのマークは一体なんなのか、吉良の家にいた女の行方は、吉良はなぜ死んだのか、そもそも定助は何者なのか………コミックス2巻にしてなんとも奇妙な、そして魅力的な謎が絶えない。前作よりもよりミステリー風味。スタンド能力も戦闘型よりなんともヘンテコで独特なものばかりで愉快極まりない。
第4部好きにはたまらないテイストになっていると思う。続きが待ち遠しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月27日
- 読了日 : 2012年4月27日
- 本棚登録日 : 2012年4月27日
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