絵がとても素敵 でほんとスタイリッシュですよね。時代を感じさせない画風。話も序盤は結構単純かなと思ったけど中盤くらいからはシュールで毒が効いてて読み応えばっちり。「スイカおばけ」とか「マンホール・マン」とか、内容はグロテスクなのにどこかコミカルなのはホラー漫画の醍醐味ですよね。「掘れ![dig]」はもはや勢いだけ。
「壁がある!」は発想にも感心したけど同じくらい怖かったなぁ。恐怖感ってのはイメージのしやすさに比例すると思うんだけどまさにそれ。あまりにも突拍子もないことだと怖さを感じないけど、壁が少しずつ狭まって行動範囲が減っていくことの閉塞感とストレスは想像しただけでゾッとする。コミックス版で揃えるか文庫版で揃えるか悩むなぁ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年4月26日
- 読了日 : 2016年4月26日
- 本棚登録日 : 2016年4月25日
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