デッドライン

  • 日経BP (1999年3月19日発売)
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感想 : 72
4

◼️読んだ動機
Twitterで名著と言っている人がいて気になり読んだ

◼️感想
小説チックに書いてあり、各章の最後にその章のまとめのような文章がある形式だった。
小説の方は、あまり頭に入ってこず流し読みになったが、まとめの文章にはいいことが書いてあることが多く為になった。

◼️以下よかった箇所のまとめ
4章 正しい管理の4つの本質

- 適切な人材を雇用する
- その人材を適所に当てはめる
- 人々の士気を保つ
- チームの結束を強め維持する
それ以外のことは管理ごっこ

変更はあらゆるプロジェクトほ成功のために必要不可欠である

リスクを避けることはそれに伴う利益を持つ逃すことになる

5章 支配者
どれほど強い脅しをかけても最初に割り当てた時間が足りなければやはり仕事は完成しない

7章 管理者の採用
戦闘が始まる中には、管理者の本当の仕事はもう終わっている
新しく採用した人材には、1回は実証済みの能力レベルのプロジェクトを任せ、ほんとうに目標を拡大するのは次回とする

8章 リスク管理と生産性
- 短期的に生産性を高める方法などない。生産性は長期的な投資によって向上する
- 短期的な効果を約束するものは、インチキである可能性がたかい
- リスクを管理することによってプロジェクトを管理せよ

9章 人材管理の智将
- 成功を最大化するより、失敗を抑えることによって、全体的な成績を高めることができる
- 1日を無駄にする方法はいくらでもある…しかし1日を取り戻す方法は1つもない

11章 理想と現実
- 開発者を増やせば開発スピードが上がるわけではない
- 大人数のチームより、少人数のチームのほうが成果を上げる場合は多くある
- が、政治が蔓延ると少人数のチームは存続できない

14章 設計とデバッグの関係
- 優れたプロジェクトは、デバッグに費やす時間の割合が遥かに低い
- 優れたプロジェクトは、設計に費やす時間の割合が遥かに高い

15章 残業の効果
- プレッシャーをかけても思考は早くならない

19章 プロジェクトの人数
- 初期に人数が多すぎると、プロジェクトは(全員に仕事を与えるため)重要な設計作業をえない
- 設計が感染者する前に大勢に仕事を割り当てると人や作業グループ間のインターフェースを最小化できない
- このため、相互依存が高まり、会議が増え、やり直しが増え、フラストレーションがたまる
- 理想の人数配分は、プロジェクト期間の大部分を承認図のコアチームで行い、プロジェクト終盤に人数を大幅に増やすというもの
- 無茶なスケジュールのプロジェクトは、妥当なスケジュールのプロジェクトに比べ、完成までに時間がかかる

23章 101の教訓
- プロジェクトには目標の予想の両方が必要だ。この二つは違っていて当然である

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 技術書
感想投稿日 : 2022年7月12日
読了日 : 2022年7月12日
本棚登録日 : 2022年7月12日

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