文庫 後藤新平 日本の羅針盤となった男 (草思社文庫 や 1-2)

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  • 草思社 (2014年12月2日発売)
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医師としての志は何とも強し。公共と経綸の理念をもって生きることを真剣に考える。そしてその姿が人心を掌握する。ある意味時代の寵児とでも言おうか。朝敵と蔑まれながらも、日本の羅針盤どころか舵取りにまで登りつめたのは必然のこと。ただ一方で、阿片と税の巧妙な政策や、シベリア出兵の命令書に判を押すなど、偉人とはとうてい呼べない眉唾な行動もとっている。まぁ、所詮人間ということで。

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感想投稿日 : 2016年11月27日
読了日 : 2016年11月27日
本棚登録日 : 2016年10月1日

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