Oh……一番重い……けどこのぐらい重い方が好き……
詐欺に関わるホストを助けるところからの、弁護士時代に関わった朝比奈とのいざこざ。とにかく暗かった。気がする。芽吹の暗い過去がちらちら出てきて焦らされる。
榎田さんって夏の塩でも結構痛々しいところは痛々しく書いてらっしゃったから、これもそうなんだろうなあと思ったら、そうだった。ドラッグ盛られて狂う場面はまさか一人称のまま進むとは思ってなくて(考えてみれば幻覚とか表現するにはそれしか無理だ)オオオオ…芽吹……
兵頭の優しさとか、必死さがこれまた……イケメン……ああイケメン……
読む前からあらすじ見てたから、大体想像はついてたんだけど、でも思ったよりも衝撃は無かったかもしれない。矛盾してるかしら。こういう受けがぼろぼろになるの大好きだから、もっとなんかこうウワーってなるかと思ったけどわりとそうでもなかったな。思ったよりヒットしなかった感じ?
でもやっぱ、これから芽吹の過去がじくじく掘り返されていくんだろうなあと思うとテンション上がる。楽しみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
手元にない小説
- 感想投稿日 : 2012年7月24日
- 読了日 : 2012年7月24日
- 本棚登録日 : 2012年7月24日
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