雪に閉ざされた山荘に逃げ込んだ銀行強盗犯5人組が殺されていくお話です。 銀行強盗犯の主人公達と、秘密を隠し持っている怪しい女との駆け引きや推理の応酬は特に目を見張るものはなく、「ストレートなクローズドサークルものだなぁ」という印象でした。しかし、最後にインパクトのある大トリックが炸裂します。トリックのアイデアと構図を一気に反転させてしまう手際は圧巻です。隠れた名作だと思います。
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か行の作家
- 感想投稿日 : 2013年9月5日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年9月5日
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