お恥ずかしながら今迄、巨匠・スタンリー・キューブリック監督の作品を観た事がなかった事もあり、この「時計じかけのオレンジ」を鑑賞したのですが、始まってから15分で観るのを止めようと思ってしまいました。今迄、人並みには映画を観てきましたが、こんな事初めてでした。。。
なんとか自分を奮い立たせて最後迄観る事が出来ましたが正直、非常に評価の分かれる作品だと思います。作品内では暴力と性描写が多く観られますので嫌悪感を抱く筈です。ただ、作品が上映された当時の時代背景を考慮するとキューブリック監督が訴えたかったメッセージが理解出来るかもしれません。
簡単にストーリーを説明させて頂きますと、イギリス・ロンドン不良グループ・ドルーグのリーダー・アレックス(マルコム・マクダウェルさん)は、ドルーグのメンバーとつるんでは無差別な暴力や強姦に明け暮れていたが、仲間の裏切りにあい逮捕。懲役14年の実刑判決をくらい収監。刑務所内では模範囚を演じ、内務大臣の監査時にルドヴィコ療法の被験者に成る事で出所する事が出来た。施設での治験を通してアレックスは暴力や性行為に対して激しい嫌悪感を抱く体質に変わる事が出来たのだが、この治験の本当の目的とは!?
途中で観るのを止めてしまっても全く問題無いので、気になる方は是非、御鑑賞を!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2022年5月22日
- 読了日 : 2022年5月22日
- 本棚登録日 : 2022年5月22日
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