2008年の本で、最近では、アップル、グーグル、マイクロソフトの本や、アップル 対 グーグルなどの本もあり、スマホを巡っても対立関係に近い両者だが、この時代はデザイン重視の製品を作ったアップルとWEBでのサービスの覇者であるグーグルを対比しながら、その強さについて解説している。
現状のユーザーのアンケートから技術を改善していくのではなく、優秀な技術者はある技術がどの程度で製品化されることがわかることから、それを加味しながら製品化していくのがアップルであるという指摘もあった。
また、製品を帰納法ではなく、演繹法で考えることが両者の共通点であると指摘している。若干古いが、iPhoneが流行る前の両者の強さはこのようなところから生まれてくると考えられる。
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カテゴリ:
PC関係
- 感想投稿日 : 2012年2月14日
- 読了日 : 2012年2月14日
- 本棚登録日 : 2012年2月14日
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