精神病院にいる患者が語り始めた自分の過去の話。
自分は政治犯であり、逃亡の末山奥で妻子と原始的生活を送り、新聞記者に騙されて記憶を失い、炭坑主の女と二重結婚をしたという。
しかし、話を進めると自分は実は新聞記者であり、毎日同じ話をしていることに気づく。
夢野久作らしい作品でした。
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- 感想投稿日 : 2016年12月11日
- 読了日 : 2016年12月11日
- 本棚登録日 : 2016年12月11日
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