神様のメモ帳5 (電撃文庫 す 9-13)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2010年5月10日発売)
4.09
  • (94)
  • (107)
  • (66)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 1111
感想 : 65
3

君は詐欺師に向いているんじゃという、アリスの台詞がどの巻でかありましたが、確かにそうなのかなぁと思います。

そういった意味で、アリスのいうナルミが『物語』を作れる人間という言葉は、当てはまるのかなと。
嘘が、真実となれば、それはもう嘘ではなく事実。詐欺ではなく、本当のことになるわけです。

はなまるスープ
ピーツが複雑に絡まり合うと、真実が見えづらくなる。
でも、一つ一つ紐解いていくと案外簡単な構造。

探偵の愛した博士
タイトルを最後になって理解できるオチ。というか、そんなに種類があるのかぁと。
思い込みが原因ってのはあると思いますが、疑うのはまず身内からってね。

大バカ任侠
アリスが唯一敗北感を味わう話なのかもしれない。
バカだからこそという大事なお話。

あの夏の第二十一球
このときのナルミって、一般人であって既に肉体的には一般人でない気がしますね。
自分では思っていないけど、経験積んでわりと普通の人以上の力を持っているような?
だからこそ、打てたという気がします。
でなければ、目だけ良くても打てはしない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2014年3月12日
読了日 : 2014年3月27日
本棚登録日 : 2014年3月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする