ミニー&モスコウィッツ [DVD]

監督 : ジョン・カサヴェテス 
出演 : ジーナ・ローランズ  シーモア・カッセル 
  • キングレコード
3.57
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本棚登録 : 29
感想 : 5
4

シーモア・カッセルが、ひげを切った時のジーナ・ローランズの顔ったらない。すごい演技力。感情を主人公としたカサヴェテス作品の中でも割と好きな作品。



【ストーリー】
NYからカリフォルニアへやってきた青年モスコウィッツ(シーモア・カッセル)は、レストランの駐車場でバイトをしていたところ、ミニー(ジーナ・ローランズ)という知的な美女の窮地を偶然救う。美術館勤めの彼女は独身だがもう若くなく、妻子持ちのボーイフレンドのジム(ジョン・カサヴェテス)ともうまくいかない。その日、ミニーは友人がセッティングしたブラインド・デートの相手から逃げようとしていたのだ。気位の高い彼女はモスコウィッツに美術館までトラックで送られながら、気を許そうとはしない。美術館でミニーは息子を連れたジムから別れを告げられた。帰宅したミニーを待っていたのがモスコウィッツ。仕事をクビになったという彼は、ミニーを食事に連れ出すと彼女に一目ぼれしたと突然告白。受け流そうとしたミニーは彼から傲慢な態度を指摘されて傷つく。翌日、再びミニーに会いに行くモスコウィッツ。彼女は前夜のことを謝り、自分の孤独や不安について打ち明ける。映画を見てデートをして親しみを増すふたりだが、ミニーはお互いの違いを理由に、うまくいきそうにないと言う。すったもんだのあげく、彼女への愛を証明しようと髭を剃ってしまったモスコウィッツ。髪まで切ろうとする彼をミニーは制止してお返しに歌う。こうしてモスコウィッツはミニーにプロポーズし、ふたりは出会って4日で結婚するのだった。
育ちの違う男女の恋をコミカルに描いたドラマ。監督・脚本・助演は「ハズバンズ」の名匠ジョン・カサヴェテス。製作はカサヴェテス作品の常連アル・ルーバン。出演はカサヴェテス夫人のジーナ・ローランズと彼の作品の常連シーモア・カッセルほか。過去にWOWOWで放映されているが、正式な劇場公開は今回が初めて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画
感想投稿日 : 2014年8月7日
読了日 : 2014年2月3日
本棚登録日 : 2014年2月3日

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