観光大国スイスの誕生: 「辺境」から「崇高なる美の国」へ (平凡社新書 (692))

著者 :
  • 平凡社 (2013年7月17日発売)
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年明け早々にスイス旅行へ行ってから、すっかり彼の地の虜。題名通り観光を軸とした同国の歴史。山岳地帯は 魔境の僻地から「崇高美」による評価の高まりで、一気に欧州随一の旅行地に。ヘッセ、ワーグナー、ニーチェら芸術家が旅した事で更に拍がつく。結核療養地としてサナトリウムの歴史など、山岳リゾートとしての重みが、日本のそれとは違う理由が良く判りました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Travel
感想投稿日 : 2019年12月11日
読了日 : 2019年12月3日
本棚登録日 : 2019年1月30日

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