2015年36冊目
タイトルと著者名から会計を物語を通じて、解説してくれる本かと思うと、そうではない。
本書では、赤字続きのレストランをBSC(バランスドスコアカード)の手法を使い、立て直す物語
自分の仕事でもそうだが、ともすれば売上拡大を目指そうとすると売り手側の視点で考えてしまう。本書ではBSCを活用しお客様の視点業務プロセスの視点でどうビジネスを変えていくかということを教えてくれる。
自分の仕事でもBSCは使っているが、なるほどこういう風に使うのかと改めて気づかされた。
また、最後にも書かれているが、本書の根底はドラッカー理論の顧客創造でもある。
たいへんわかりやすいストーリーで実際にはこんなに上手くはいかないだろうが、色んな気づきを得られた一冊であった。
章ごとの途中にある、レシピの紹介も参考になる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月28日
- 読了日 : 2015年4月30日
- 本棚登録日 : 2018年10月28日
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