この本の読み方:人名、地名以外の横文字=専門用語が本文からの文意だけでは、明晰で無いので、辞書で押さえながら、読むとスムーズです。
また、複数の方が指摘し、本文でも定義しているように、「クリティック」=いわゆる現代における批判でありません。カントの『純粋理性批判』でいうところの「批判」概念です。
以上のことを押さえれば、得ることの多い著書です。
文献解釈、政治、国家、民主主義。それらの健全な起動に「クリティック」が必要なのです。
それにしても、実証主義の文脈ででてきた、、様々な資料を説明できる、仮想のxに関する記述は本書の白眉です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<歴史>
- 感想投稿日 : 2022年3月14日
- 読了日 : 2022年3月14日
- 本棚登録日 : 2022年3月9日
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