ナチス登場まで、使える、切れ味の鋭い政治哲学的道具、概念が次々と紹介され、シュミットに惚れてしまう。しかし、ナチス登場後はかなりゲンナリする。あれ?あの鋭さはどこに、という感じだ。独創的な思想家であることは間違いない。浅い批判は容易だが、根本的な批判は難しい。新書という限られた紙数で全貌を描いてくれた著者に感謝する。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<政治>
- 感想投稿日 : 2020年7月26日
- 読了日 : 2020年7月26日
- 本棚登録日 : 2020年7月24日
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