これまで学んだ素粒子物理学の教科書としては、一番骨が折れた。
他の教科書の骨子となるゲージ理論が一番最後から二つ目の章で出てくる。
現代素粒子物理学の進展を理論と実験の双方から説明している。
特に強い相互作用の説明が他書で見られないほど詳しい。
他にも類書で省かれている箇所、類書と違うアプローチが随所で見られ、研究に直結する内容が豊富だと感じた。
最終章で大統一理論や超対称性について触れられており、その必然性が分かりやすく述べられていた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<物理学>
- 感想投稿日 : 2018年8月20日
- 読了日 : 2018年8月20日
- 本棚登録日 : 2018年8月20日
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