クォークとレプトン: 現代素粒子物理学入門

  • 培風館 (1986年4月1日発売)
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感想 : 3
5

これまで学んだ素粒子物理学の教科書としては、一番骨が折れた。

他の教科書の骨子となるゲージ理論が一番最後から二つ目の章で出てくる。

現代素粒子物理学の進展を理論と実験の双方から説明している。

特に強い相互作用の説明が他書で見られないほど詳しい。

他にも類書で省かれている箇所、類書と違うアプローチが随所で見られ、研究に直結する内容が豊富だと感じた。

最終章で大統一理論や超対称性について触れられており、その必然性が分かりやすく述べられていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本<物理学>
感想投稿日 : 2018年8月20日
読了日 : 2018年8月20日
本棚登録日 : 2018年8月20日

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