日本の、今の会社の実例が読めるというところがこの本のポイント
だと思います。
以前姉妹編の書籍「星野リゾートの事件簿」
という本を読んだ時には読み切れなかったのですが、
いざ単独で読んだら最後までさらっと読み切ることができました。
星野リゾートの事件簿の方は、本当に起きた問題からそれをどうやって
解決していくのかという「物語」調だったので、本当にただただ
楽しく読めた本ですが、
こちらの本は、そういった「物語」を生むために、経営本を「そのまま」
実践したという本です。
「書店に1冊しかないような古典的な本ほど役に立つ」
とはまさにその通りだと思っていて、そんな中でも何を読もうかな、
と思った際に、この本があるとケーススタディーと共に読めるというのは
効果が大きいと思います。
なにせ、こういった経営の本のケーススタディーはアメリカンなもので、
さらに古典的な本になると、ケーススタディーで取り上げられている
業種、会社へのイメージが湧きにくいことが多いのです。
ということで冒頭に上げました
「日本の、今の会社の実例が読める」
ことは大きな価値があると思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2013年10月2日
- 読了日 : 2013年9月25日
- 本棚登録日 : 2013年10月2日
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