侠客という言葉は、人物やカテゴリというより、その精神から出ずる行動そのものを指している。何がを突き動かすという点、吉田松陰が言うような「狂」と通じるものがあるようにも感じた。途中、三国志や水滸伝など物語の紹介に終始しがちな部分もあったが、長い中国史全般をカバーして、そこにおける侠の意味合いを追う内容は、テーマとして興味深かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年12月25日
- 読了日 : 2017年12月25日
- 本棚登録日 : 2017年12月25日
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