ブレインテックの衝撃 ――脳×テクノロジーの最前線 (祥伝社新書)

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  • 祥伝社 (2021年9月30日発売)
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人体を司る脳を司る技術の最前線。難病やハンデを突破する医療への応用はポジティブであるものの、その人物(または生物)を乗っ取りかねない利用法は、人権や倫理の問題に直結する。そのテクノロジーを適用するしないの選択が出来れば良い方で、ナノテクで知らぬ間に身体のデータを取られたり、健康や行動に侵食する事が可能になってきている点などは、もはやSF作品の世界。驚くべき事例を分かりやすく纏める著者の手腕は、いつもながらNHKスペシャルの鑑賞に似た充実感があった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2022年5月1日
読了日 : 2022年5月1日
本棚登録日 : 2022年5月1日

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