一、二巻とその右往左往を見守って来て、感情移入したと思っていた千代子が、いきなり凄まじい他者として屹立し始めるなんて新鮮……と驚きましたが、そういう人は要するに罠にはまっているのでしょう。人間には多面性があり、実際は何ら矛盾した要素でもないのに、衝撃を感じてしまった私は、程度の差はあれども鳥取君を笑うことはできない。
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- 感想投稿日 : 2008年7月3日
- 本棚登録日 : 2008年7月3日
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