「地図感覚」から都市を読み解く: 新しい地図の読み方

著者 :
  • 晶文社 (2019年3月14日発売)
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感想 : 33
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前半なかなか面白みを見出せなかったけど、後半になってグイグイと引き寄せられた。

内容としては、まさにタイトル通り、地図感覚というか、地図から周囲の状況を読み解く力をつけるための見方の例をあげてくれている内容で楽しめた。

例えば、
・人口密度が一定以上だと鉄道などでの移動が中心になり車は逆に使いづらいが、一定以下だと中心地以外は車が必要になるような話
・傾斜の有無と道路の曲がり具合の関係
・大型ショッピングモールと既存店の関係
・新市街と旧市街の強弱
・集約されている佐世保のような街とある程度分散している佐賀のような街のそれぞれの良さや懸念
などなど。

そういう見方ができるのか、と勉強になった。
多分住処を考える時にも参考になる部分がありそう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他教養2
感想投稿日 : 2022年11月13日
読了日 : 2022年11月13日
本棚登録日 : 2022年11月6日

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