日本中世古典文学の世界観を知る。
中世に限らず、どの時代の古典を読む際も、京都を中心に考えて読み勝ちだったが、その考え方が一変した。
東国成立の古典文学を対象にする者として、「東国の意識」を考える際の根本になり得る。数々の研究で言われてきた東国の意識をここでまとめた一冊。
これまでの研究成果をまとめたものでありつつ、これからの発展の基盤となり得ると思う。
非常に面白く、参考になった一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
研究関連
- 感想投稿日 : 2012年10月6日
- 読了日 : 2012年10月6日
- 本棚登録日 : 2012年10月6日
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