東国文学史序説

著者 :
  • 岩波書店 (2012年3月28日発売)
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
5

日本中世古典文学の世界観を知る。
中世に限らず、どの時代の古典を読む際も、京都を中心に考えて読み勝ちだったが、その考え方が一変した。
東国成立の古典文学を対象にする者として、「東国の意識」を考える際の根本になり得る。数々の研究で言われてきた東国の意識をここでまとめた一冊。
これまでの研究成果をまとめたものでありつつ、これからの発展の基盤となり得ると思う。
非常に面白く、参考になった一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 研究関連
感想投稿日 : 2012年10月6日
読了日 : 2012年10月6日
本棚登録日 : 2012年10月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする