マザーテレサの葬儀およびインタビュー内容が中心のドキュメンタリー映画。
どうして神をそこまで信じられるのか。どうして愛をしんじられるのか。観ている間に疑問が沸いたのは私がキリスト教徒でないからといった単純な理由ではないだろう。私を含め多くの人は目で見て、自分で確かめる、もしくは大多数の人が確かめたという事項でなければ信用できない。あるいは権力を持つ人がそうだといえばそうなのであろう。
マザーテレサは福祉活動の中にイエス、神の姿を見ている。その信仰は実体験によるものであり、われわれが普段感じる感覚とは根本的に違うのかもしれない。
彼女はその目で世界をどのように見てきたのだろうか?
愛を信じながらも世の中は愛に反するものにあふれている。
愛=神であれば反愛=悪魔である。
悪魔は人を憎むのではなく、神を憎んでいるという。
罪を憎んで人を憎まずといった解釈をしていたのだろうか?
また悪魔には救いはないのだろうか?
人の価値は葬式でどれくらいの人が泣いてくれるかによるというが、マザーテレサはいろんな人に愛されていたのであろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2011年12月18日
- 読了日 : 2011年12月18日
- 本棚登録日 : 2011年12月18日
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