うーーー、この本も面白かった!
こちらもやっぱり、本屋パトロールで表紙を見て(図書館に)リクエストをかけてみたのだけれど、面白かったー。
何十人も待って手元に届いて、次の人が待ってるからすぐに返さねばなりません。それも、栗丸堂といっしょ。
でも、先日の「栗丸堂」と違って本はわりと読み込まれている様子。ハード面の感想はどうでもいい。
けれどこの本は続きが図書館にないのよねー。どうしてなんだー。めちゃめちゃ、続きが気になるではないか。
そもそも真紘が主人公なのかと思っていたら、この人の存在は一体何なの。
この人、もっとあれこれあるよね。珈琲をいれるだけの、料理下手な人なだけちゃうよね。
悠貴はあれで案外、さほどバックグラウンドがなかったりするよね!?
いやいや、「契約」についてが、ものっすごい意味深なまとめ方してるか!
そうなの? どうなの?? あー、気になる!!
美久ちゃんの主観で語られる地文がわりとポップなのに、「謎」そのものはしっかりしているのがいい。
だからライトノベルは好きだ(二度目)。
続編は図書館にリクエストして買うてもらおう。そのくらい、続きが読みたい。
美久ちゃんの状況といい、その他依頼人の過去といい、わりと、容赦のなさにリアリティがある。
若い子向けの本やなあと思うのが正直なところ、でも、電撃文庫ストライクの世代なのかな? ^^
お雛様の章は、純粋に「すごいなあ」と、思った。
コーヒーシュガーといい、からくりを知っていたらなんてことのない話なのかもしれないけれども。
この(=引用)考え方を、
「危うい」
といわれて、私まで目からウロコになりそうだった。笑
私も美久ちゃんとおなじことをついいいがちで、そして真紘と同じようにそんな私をたしなめてくれる友だちに恵まれた。
自分の感じる事を他人と比べて考える、だとか、皆も大変だから自分も大変で当たり前、とか、そういうことは私も金輪際考えないようにする。
さらにもう一歩進んで、自分で自分を褒められるようになったら、素敵なのになあ。^^
(2015.07.10)
- 感想投稿日 : 2016年9月10日
- 読了日 : 2015年7月10日
- 本棚登録日 : 2016年9月10日
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