不思議飴玉 (ビーボーイコミックス)

著者 :
  • ビブロス (2004年11月10日発売)
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本棚登録 : 203
感想 : 21
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作者の名前に聞き覚えがあって、思い出すより前にググッた。(;^ω^)
そうか、「神様の御用人」のコミカライズをしてはる方か!!

(コミカライズは読んでないけど)

あやかし系のちょっと不思議な話ばっかりやった。
作者の作風がこういう「ちょっとファンタジック」やから、「神様の御用人」のコミカライズの話がきたのかな?
ファンタジックなのにしっかりBLで、いれるところにいれてるし、なんちゅうかもう。笑

画風も好き。
「この人が好き!」
って思ってから挿入(笑)までが最速やけれども(笑)、ホモだとかどうだとかグルグル悩むのがメインの話よりかは、ためらいもなくベッドイーン!! な、流れのほうが好き。

先日よんだびーえるまんがでも、作中で
「男同士やから気楽でいい」
とかなんとかいうてた気がする。


今回はへたれメガネの短編ばかり収録、と、いうようなことが書かれてた。たしかにそうやけど、作者の画風ではメガネをかけていないほうが好みかもしれんー。
表題作といい、リーマン同士のトキメキといい、キャラ設定がちょっとかわってて面白いなー。

松田くんのひょうひょうとした感じが攻めに豹変する瞬間がたまらん。
こういう変わり身は大好物だ。
アメの使い方と伏線がうまいなーって思って、最後の決断は吉本くんへ任せる狡さとか、あー、たまらん。
この二人、好きかも。

シニア版は、なるほど。なるほど。
こういう画風の方は間違いなくシニア萌えやもんね。(´ω`*) ←ざっくりしてんなオイ
枯れたおじさんが好きな方は、どストライクでしょうよ~。

「アロワナ」も、好きです。
この話を真ん中に収録する構成が、いいなあ。作者の味を存分に出してるよね!

えー…。
こんな素敵な駆け引きと距離感を描かはる作者が、「神様の御用人」のコミカライズを描かはったらどんな仕上がりになってんねやろー…。
だってあっちも、良彦と孝太郎くんがどんな感じでしゃべってんのかとか…。

(いやいや、原作通りでしょうよ)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月4日
読了日 : 2017年8月20日
本棚登録日 : 2020年7月4日

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