効率化が求められる現代において、あえて「無意味」な行為に価値を見出すというエッセイ。ちょいちょい見開きの左側で、謎のキャラがそれっぽいセリフを言っている。
ひたすら効率を追い求め、常に「意味のあること」をしようとすると、疲弊してしまう。だからあえて何の役にも立たない「意味の無いこと」をすることで、心の調子を取り戻そうという主張だと受け取った。精神的な「遊び」を意図的に作れということか。
俺は世界に本質的な意味は無いし、生命に目的は無いと考えるタイプである。意味や目的は自分で見出すしかない。なので「無意味のススメ」と言われても、デフォルトが無意味なのだから、心に響かない。強いて言えば、精神的にリセットする機会を定期的に設けるべきかと考えたくらいだ。瞑想でもするか。
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- 感想投稿日 : 2020年4月25日
- 読了日 : 2020年4月24日
- 本棚登録日 : 2020年4月24日
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